こんにちわ、管理人です。
パーソナルジムのように、数十万円もの高いお金を払って筋トレをしていると、短期間で効果を出したいから「休んでなんかいられない!」という気持ちになりますよね。
更に、OLであれば、毎日朝から夕方まで働いて、会社の付き合いでの女子会、はたまた家族がいれば家事といった様々なハードルを乗り越えてトレーニングをしなければなりません。
こんな生活をしていると、1週間もスポーツジムをサボってしまえば、これまでの苦労が水の泡になるのではないか?と心配になってしまいますよね。
今回は、いつも週2~3回スポーツジムに通っていて、筋トレをしている30代のOLが、1週間~10日ほど筋トレをサボったらどうなったのか、記事にしましたので参考になれば幸いです。
筋トレを一週間サボって測定した結果は?
30代OLのSさんが、実際に一週間(15日)ほど筋トレをサボった結果は以下の通りです。
測定項目 | 今回測定値 | 1週間前測定値 | 差引 |
体重kg | 52.7 | 53.9 | +1.2 |
筋肉量 | 19.5 | 19.5 | 0 |
体脂肪量 | 13.0 | 14.3 | +1.3 |
体脂肪率 | 24.8 | 26.6 | +1.8 |
なんと、筋肉量は減りませんでした!
しかし、トレーニングをしていなかった分、見事に体重だけが増えてしまい、単純に太りました笑
なお、OLのSさん(30代)の仕事は、1日9h程度のパソコン仕事ですので、スポーツジムにいかなければ、全く運動をしません。更に、通勤も往復で10分も歩かないとのことですので、99%運動をしていなかったと言えます。
こちらの結果からも、筋トレを1週間サボったくらいで筋肉量は落ちないということがお分かりいただけたでしょうか。
しかし、そんなOLのSさんですが、筋肉量を落とさないために、一つだけ注意していたことがあります。それは次でご説明します。
筋トレをサボる代わりにしっかり食べた。
はい、1.6kg綺麗に脂肪だけ増えていることからわかるように、Sさんは、筋トレをしている時以上に食事をとっていました。
もちろん、タンパク質など栄養バランスに気を付けて。
これはスポーツマンやボディビルダーが減量期に筋肉量を減少させない方法からヒントが得られます。
2014年に発表されたアスリート選手を対象とした研究報告において、減量期には増量期以上のタンパク質を確保することで、筋肉量の減少を最小限に抑えることが出来たと報告されています。なおこの報告では、体重1kgにつき、2.3~3.1gのタンパク質摂取量が必要と報告されている。
そのため、体重53kgのサラリーマンSさんも、1日100g程度のタンパク質量を目標に摂取を続けました。
このように、一週間程度でしたら筋トレをサボっても、筋肉量の減少にはほとんど影響がありませんので、疲れてしまったり、息抜きをしたいときは、思い切って休んでみるのも、筋トレをするモチベーションを維持するためには良いかもしれません。
筋トレをサボることで最大重量が低下した
しかし、筋トレを休むことでデメリットもあります。
筋肉量が減らない代わりに、太ること。それ以外にも、
最大重量が低下する
というデメリットがあります。
筋トレをサボる最後のトレーニングで、ベンチプレス40kgが3回上がりましたが、一週間後~10日後のトレーニングでは、40kgが3回上がりませんでした。
また、体力が低下しており、最後のトレーニングでこなしたメニューの60%くらいを消化したところで息が上がってしまいました。
このように、持ち上げる最大重量が下がってしまうため、最大重量を上げて、バルクアップを目指す場合は、やや足踏みしてしまうと言えます。
まとめ
以上、OLの女性が、一週間筋トレをサボったら筋肉量が減る?についてご紹介しました。
結論的は、” 筋肉量は減らないけども、確実に太る ”です。
さらには、サボったあとの筋力は弱っていますので、最大重量は上がりません。怪我などに気を付けて、無理をせずに行い、復帰日は体をならず程度に筋トレをしたほうが良いかと思います。